119番通報をスマホからビデオ通話で、日立が消防向けに販売

日立製作所は、スマートフォンを活用した「119番映像通報サービス」を開発しました。全国の消防機関に対して販売し、提供開始は2018年4月からとなっています。「119番映像通報サービス」は、スマートフォンの専用アプリから、ビデオ通話で119番通報できるサービスです。通報者の位置情報を送信する機能や、手書き入力・チャット機能、5カ国語の通訳対応なども用意されています。同サービスを利用することで、消防指令員が患者や火災現場の状況を視覚的に把握できるほか、音声通話が困難な通報者や外国人による通報も対応可能となります。Web版は、消防司令員から通報者の電話番号宛に送信する専用URLから利用する形となります。消防機関向けのサービス利用料は1ライセンスあたり月額20万円~です。通報者用のアプリは無料で提供されるが、ビデオ通話などの通信料は通報者の負担となります。日立製作所は11月1日~2日に東京国際フォーラムで開催するイベント「Hitatchi Social Innovation Forum 2017 TOKYO」にて、「119番映像通報サービス」の紹介展示を用意しました。

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