5GのGってどういう意味?

“5GのGは、「generation、世代」を意味します。
つまり、4Gから5Gというのは、「第5世代に移行した」ことを意味するのです。正確には、「第5世代移動通信システム」のことで、これからは5Gと呼ばれる移動通信システムが利用できるようになります。
5G以前の移動通信システムについては、次の案内を参考にしてください。第1世代は、携帯電話が登場したばかりの頃で、1985年~1990年代に使用されていた通信システムのことです。
当時はスマートフォンではなく、大きなモバイルを活用することによって、連絡を取りあえるだけのシステムでした。日本国内の1Gは、1999年にサービスが終了しています。
第2世代は1993年にサービス開始となりました。メール・電話というと、モバイルが持っている機能として定着していますが、第2世代に入るまでは難しい技術とされていたのです。
第2世代に登場したモバイルについても、今では「ガラケー」と呼ばれるものになっています。第3世代に入ってからは飛躍的な進化を遂げるようになりました。
日本国内でサービスが始まったのは2001年です。第2世代との大きな違いは、通信速度が飛躍的な進化を遂げたため、最大2Mbpsの通信速度を出せるようになりました。
今では、100Mbps以上が当たり前の時代なので驚かないかもしれませんが、第2世代から第3世代に移行したことによって、動画コンテンツの存在が少しずつ知られるようになっていったのです。そして今では、多くの人が第4世代の移動通信システムを利用しています。
2015年に日本国内でサービスが始まりました。第3世代の通信速度は最大で40Mbpsほどだったのですが、第4世代に入ってからは最大1Gbpsとなったため、オンラインゲーム、ソーシャルネットワークなどのサービスが一気に普及しました。動画配信サービスについても、ライブ配信サービスが可能となったため、今では、YouTubeのサービスを利用している国内ユーザーが増えています。
そんなGは、第4世代から第5世代に移ろうとしています。ただ残念なことに、第5世代のスマートフォンは少なく、スポット的に5Gを利用できる状況です。
今年度から本格的にdocomo・Softbank・auも参入してくるのですが、世界ではすでに第5世代のサービスを提供している国もあります。これから第5世代によって「IoT技術が役立つ」と言われていますが、都市部以外では、その恩恵をあまり受けられないかもしれません。
日本国内でも、第5世代移動通信システムを試験的に利用しているだけなど、本格的な利用が可能になるまで1年以上かかるとされています。なので、2020年から急激に第5世代移動通信システムが活用されるわけではない、こちらも理解した上で5Gスマホ・プランの契約を検討したほうが良いでしょう。”

Your email is never shared.
Required fields are marked *