Qualcomm大幅なリストラを決行予定

スマートフォン市場において『モバイルプロセッサ市場の王者』と呼ばれていたQualcommが、2015年度第3四半期の決算を発表しました。それによると売上高は前年同期比・前期比ともに減少していたのだそう。スマートフォン市場の成長が鈍化してきている表れですね。他にも同社の売上高が減少している理由として、ライセンス支払い料の減少や中国での売上高が予想よりも低かったことがあげられます。それを受け第4四半期の売上高も15~30パーセント減となると予測されているのだとか。そこで同社では構造改革の一環として、大幅なリストラを決行するそうですよ。従業員の15パーセント(4700人相当)を解雇そうで、このリストラにより、2016年までに14億米ドルを削減する計画なのだとか。Qualcommといえば世界中に従業員がいるはず…数にしたら3万1300人ほどらしいのですが。正社員だけでなく非正社員も多くの人が解雇されるということです。なお同社がいつリストラを開始するのかは、明確になっていません。リストラって良いイメージがないですよね。Qualcommはこのリストラで持ち直すことができるのでしょうか?ちなみにコストの削減をしつつも、研究開発には多額の費用を投資する予定なのだそうです。

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