スマホと子供たち

今やスマホは小さなお子さんでも持っているような時代になりました。なんと小学6年生のスマートホン所有率の全国平均は53.7%です。しかしスマホが子供たちに与える影響がどのくらい大きいかについては、まだあまり知られていません。最近ではスマホを取り上げられた少女が母親を刺殺するという事件が起こりました。ここまで極端な例ではないとしても、スマホを取り上げられた子供が泣き叫ぶとか、スマホでSNSを四六時中チェックしなければ気がすまないといった事例が報告されています。さらにSNSを通してトラブルに巻き込まれる中高生も少なくありません。確かに親とすれば子供にスマホを持たせれば居場所がすぐにわかったり、連絡が取りやすくなったりといったメリットも多くあります。しかし子供の成長を考慮した時にはスマホの利用の仕方に注意を払う必要があるでしょう。子供にただスマホを与えるのではなく、成長に合わせて利用できる範囲を広げていったりどんなサイトを見ているのかをしっかり監督したりする取り組みが重要なのかもしれません。スマホが便利な道具だからこそ、その利点を十分に活用しながらも、危険をしっかり避けることができるように大人が子供たちを助けていくことが必要なのではないでしょうか。

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