スマートフォンを防災や減災に活用する方法

青少年のスマートフォン利用は、犯罪やトラブル、体調不良のもとになると問題視されがちですが、その一方で大規模災害時の安否確認や被災状況の手段として活用することも広く浸透してきました。そう、スマートフォンは防災や減災に活用することも出来るのです! 2/14、KDDIグループは兵庫県たつの市立龍野東中学校と共同で、スマートフォンを活用した親子の防災訓練を実施したそう。狙いは、スマートフォンの使い方やリテラシー向上に加えて、体験的に防災教育と情報モラル教育を身に付けてもらおうということ。防災訓練の内容は、大地震でダムが決壊し、1時間後には水害が起こるという想定…20分という制限時間の中で被災状況が書かれた情報カードを読み解き、グループの中で共有し、スマートフォンのメッセンジャーで離れている家族と簡潔にやりとりしながら安全な経路を組み立てなければいけないというものでした。大人でも難しそうなミッションですよね。しかし参加した生徒たち全員が避難所までの経路を確認でき、8割近くが他の家族の行き先も確認できていたというから驚きです。頼もしい限りですね!青少年のスマートフォン利用はマイナス面しかないと考えている大人が多い中で行われた今回の防災訓練…スマートフォンのメリットを生かして防災に役立たせることができるって素晴らしいですよね。その重要性は今後も日々高まっていくのではないでしょうか。

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